Bourg - Arbent - Bourg レポート
大会名: Bourg - Arbent - Bourg
開催日: 2013/5/1
開催場所: フランス ブルガンブレス
カテゴリー エリートナショナル
リザルト: リタイア
【レース目標】
今回のレースも4日前のエリートのステージレース同様、登りのきついコースではあるけど、自分の課題として取り組んできた登坂能力を確かめたい。
登りでもアタックして積極的に失敗を恐れず、トライする。
新しい登り方を試す。
【コース】
距離は145km。
コース前半にある山岳区間がポイント。もしここで大きく遅れるようなことがあれば完走も出来ない。
レース前日に、チームミーティングレースの予習をする。具体的には、コースプロフィール、風向き、強豪チームはどこか?
また、ここ数年のレースの展開の傾向を監督が教えてくれて、どのように戦って行くかを考えた。
【レース展開】
コースマップ
4日前の雪のステージレースにより、風邪気味。レース前、レース中、レース後、全てにおいて万全な体調管理をしたが、2度以下の気温で300km以上最後まで走りきったけどさすがに無理だった。
WCCに帰ってからも薬を飲んでよく寝て、前日にマッサージも受けて100%回復に努めた。
今回のレースもまた雨。ヨーロッパで晴れのレースなんてめったにない。70%以上は雨だ。
悪天候のレースは嫌いじゃないが、風邪気味の所から必死で回復させてきて、ここでまた振り返したら今後の練習にも影響するのが嫌だなと思い、防寒対策をしっかりしてスタート地点に並んだ。
回りを見ると強豪チームははシャンベリーフォーメーション(AG2のU23)やCR4Cあたり。
スタートする時には。雨脚がどんどん強くなった。
勝負所の登りで攻撃に加わり、先頭グループに入ることが、理想の展開。
しかし前半のアップダウン区間で集団についているだけで苦しく、気がつくと一番後ろに居るようなことが何度もあった。
アップダウンのきついコースを始め、負荷の高いコースでは一度下がると再び集団前方に上がるのに物凄く苦しまなければいけない。
焦って上がろうとしてもダメ。よく集団内の流れを感じて、その流れに乗らなければいけない。これが自転車レース用語で「位置どり」というやつです。
個人的に密集した集団でのポジショニングはかなり得意な方だけど、この日は集団の流れを掴む感覚もnot so good...
焦って上がって、また下がる。。。の繰り返し。そのうちに脚が苦しくなってくる。
また予想はしていたが呼吸は苦しくないのに脚に力が入らない。正に風邪の症状だ。
なんとか感覚を取り戻し、集団前方20番手あたりで走れるようになってきたが、峠に入り完全に脚の差で遅れる。
一本目は数人で遅れたので、皆で協力して追走し追いついたが、65km地点の登りでは完全にぶっちぎれてしまった。
その後100km地点でレースを降りる。
悔しいというより、集団に付いているだけで、本当に苦しかった。久しぶりに、集団前方で何が起こっていたのか理解出来ないレースだった。
ちょっとハンドルポジションを1cm近くしてみようと思う。
【良かった点】
特になし
【悪かった点】
4日前までのレースで無理したこともあるが、体調不良だった
レース前、既にアタマが疲れていた。最近少なからず、生活にストレスを感じる。
【改善点】
普段の生活でストレスをためないようにしたい。
World Cycling Centre /EQADS 木下智裕
使用機材5
バイク SCOTT FOIL 10 + DURA ACE
サングラス オードビーカスタム FLAK JACKET NXTレンズ