Tour de Chablais レポート
大会名: Tour de Chabrais
開催日: 2013/5/5
開催場所: フランス Thonon Port de Rives
カテゴリー エリートナショナル
リザルト: リタイヤ
【レース目標】
「コース的にクライマー向けのコースだから、前半から逃げにトライしなさい」と監督からのアドバイス。
新しい登り方を試す。
【コース】
距離は160km。
山岳区間がポイント。もしここで大きく遅れるようなことがあれば完走も出来ない。
【レース展開】
この通り完全に山岳レース。
前半スタートからのアタック合戦に参加するために、最前列に並ぶ。
全開で20人で35km地点まで先行するが、集団に吸収された。まあ良し。これはいいトレーニング。
アベレージスピードは55km/hと、本当に速かったみたい。
しかし周りと比べても息はほとんど上がっていなかった。このくらいキンキンにスピードの上がるローテーションは得意分野なので自信を持とう。
今度はもう一度、少人数の逃げにトライするためにアタック。
しかしタイミングの差で4人が先行して。そこに向けてアタックした選手について行く。
あとで考えたらこの追撃アタックは非常にバカだったと思うけど(この時点の逃げは逃げ切れるはずはない)、トレーニングとしては正解だった。
二人で前30秒先を先行する6人後ろに向けて全開走行。ちらっとメーターを見てしまったら、後ろにいるのに400w以上出ていた。
10分ぐらい踏み続けてようやく追いつくかというところで、一緒に協力していた選手のペースから千切れる。
そこから集団に吸収されるまでの1分程、なんだか悔しかった。せっかく集団を引き離したのに、、、しかし限界だった。
そこからは集団で走るが、そこまでにかなり脚を使っていたので、あとはひたすら食らいついて行くのみ。
一番長くて標高の高い登りに差し掛かる。なんとかリズムを崩さず、遅れずに頂上をクリア。下から上まで集団内で320w以上。
先頭を引いてたアシスト選手は強いなあ。
おお、超えた越えた!と思って油断して下っていたら、なんだか下りで異様にスピードが上がって行く、アシスト選手が次の登り口でペースアップして集団を壊すために引き続けていたらしく、後方にいた自分は前に行けず。一気に後ろに取り残された。
コースマップをこの日に関しては覚えていなかったが、集団の雰囲気を感じ取っていれば、前で走れたはずなので、このミスは次回以降繰り返さないようにする。
結果はリタイヤだったけど、今の自分の目標はこなせた。
5月下旬からのレースに向けて、体調と精神面の波をピークに持って行くことだけに集中します。
【良かった点】
トレーニング以上の負荷を掛けることが出来た。
【悪かった点】
登り返しの位置どり。
【改善すべき点】
登坂(TT)能力を引き続き強化。
World Cycling Centre /EQADS 木下智裕
使用機材
バイク SCOTT FOIL 10 + DURA ACE
サングラス オードビーカスタム FLAK JACKET NXTレンズ