フランス3シーズン目 初レース

Ronde et Boucles Gersoises

123カテゴリ

距離135km

メイン集団ゴール


まだまだ復帰したばかりだけど、自分の中ではこのカテゴリは優勝しかないと思ってる。だってフランス一年目で一回勝ってるカテゴリだから。
小さな目標はシーズン最初のレースなので、集団での感覚や、雰囲気を読む、逃げに入るタイミング等の感覚を掴む事。そして逃げに入れなかったとしてもメイングループで完走すること。コースがキツいので、逃げ集団の次のメイングループに残るだけでもこのレースはキツい。



コースはスタート地点の街とゴール地点の街が同じ街なのでラインレースの様なもの。スタートからアップダウンが始まり、135kmのうち半分は1〜2kmの丘がひたすら繰り返される。
30〜40km地点のアップダウン区間、120〜130kmに掛けてのアップダウンが、非常に厳しいものだった。
ゴールまでのラスト5kmくらいはほぼ平坦。だけどラスト1kmはテクニカルでロータリーを右に回り、ラスト400mは直角コーナーがある。

MG山岳賞
PCポイント賞


レースは前半にガンガん動いて逃げに入る動きをした。いろいろ感じ取れるものはあったと思うし、勝つ為のチャンスを掴む為には自分から動くことがとても重要だと再認識。

自分が行った逃げのカウンターの逃げが2度決まった。その2度目の逃げが決まった。残念だ。距離的には60km過ぎてから。その後は練習したい選手で集まってローテーションして、丘ではモガイて全て先頭で走りメイン集団でゴール。
自分としては、今の自分でやれることをやり切れた。
走っていて脚が痛かった。(怪我じゃなくてキツくて)みんなパワフルで強いなあと思った。

登りを先頭で登っていて、後ろからガツーンとペースが上がった時に踏み込んでついて行く能力がもっと必要。
その為には300~350wで走っていて、そこから1分450wに上げて、また350wに戻すってのを繰り返す練習が必要だなと思った。
完走出来てよかった。2分走をやっておいて良かったと思った。

精神的にパンクしないように、毎日の生活を崩さないようにぼちぼち頑張ります。



それから選手紹介の時に、成績と共に名前がアナウンスされるのですが、ずっと「今年の中国チャンピオン、トモ・キノシタ」と言われていて少し困った。レース後、ポディウムに呼ばれたので説明した。
「アナタ、ずーっと僕の事を中国チャンピオンと言っていますが、僕は中国人じゃなくて、日本人ですよ。」と。
観客は笑っていた。