ダメゼッタイ、落車

遅れ馳せながらレースレポート。
ああ、結構時間かかるのですよね。毎週のことなので、文章にクオリティー求めないでくださいねよろしくおねがします。
じゃあ、僕はここでおやすみなさい。



Course de TARNOS



オールフラットの周回レース。。
5kmを24周の120km。こんなレースは風が強いと非常に難しいレースになるが、今日はほぼ無風に近い。カテゴリは1、2、3。



気持ち的には、しっかり自分で前に前に展開し、レースを作ると共に自分の脚も作って行く気持ちでスタート地点へ。今は勝つことよりもしっかり脚を作り、来るレースのレベルに体をもっていくこと、段階をしっかり追う事を頭に入れる。
今回はスペインのチームも来ていて、スペイン語も耳に入る。


後方に並びレーススタート。
もちろんスタートからアタック合戦。しかし道幅は4車線程あり広く、見通しも良いのでアタックしても集団の後ろで休んでいる選手も多くて、全く決まりそうにない。
山を張る訳ではないが、潰れる逃げに乗ることより、まとまった逃げに乗って走ってゴールへ行くことが、体に負荷を掛けるためにもベストなので無駄なことはしないでしばらく様子見。
そして集団が疲れて来たのを感じたら、レースに参加して行くプラン。


そんな中でも、集団の前に行こうと思えばいつでも上がれた。コースも広いが、レースのレベルがある程度ならば、一回後ろに下がったらさほど簡単には前に戻れないだろう。今回のレースのレベルはそれほどだった。


スタートして40km程だったろうか、アタック頻度が落ちてきたのを感じて集団の前からスルスルっと集団右前方へ上がっていく。

すると自分の更に右から選手が来てアイコンタクトしたのでそのままの勢いでアタック。4人で抜け出す。
しかし今までのアタックと同じような感じで吸収、自分としては決して調子がいい感じがする訳ではないが、まだ一回しかアタックしてないので余裕があり、吸収される直前にもう一度踏み込んで前に出る。
一人で踏んでいると後ろからもの凄い勢いで3人に抜かれた。踏み込んでいて、ぶち抜かれるのは想像していなかったので一瞬怯んだが、なんとかモガイて3人とドッキング。


後ろはみない、ココまで何も動いてないから、頑張る頑張る頑張れる。




しばらくすると4人追いついてきて、7人の逃げ集団になる。ラスト40kmくらいまで逃げた。
その中ローテーションを全くしない選手が1人いたが、意味がよく理解できなかった。

そんな人間がいると、モチベーションがなかなか上がらないのが逃げ集団。度々リズムが乱れているので、この集団でゴールを目指すのを止めた。強そうな選手もいなかったので、そこからもう一段アタックするメリットもなし。

90km地点くらいで集団に飲み込まれる。


そこからはアタック合戦、決まらなそうと自分で思い込んでいるだけで、自分で決めてやろうと、タイミングを見計らい単独で何度か行ったが、一人でガンガン踏んでるつもりでもスピードが出てなかったのが正直な所。


まったく決まらないので、もう集団スプリントへ考え方が傾いてくるが、この時期に下手な落車を避ける為にも、逃げ集団展開するように努力した。
しかし、もはやゴール前ラスト10km。集団は緩まない。



モヤモヤしながら集団の真ん中、走っていたら自分の前、二人目のの選手がハスって落車。意外と落ち着いていて、「あー、自分もコケル」と思い、怪我を最小限に抑える為、必死にタイヤがロックしない限界ギリギリで急制動を試みるが、その次の選手も落車して完全に前が塞がれて自分も前方宙返りして、着地。

飛び込み前転と同じ要領でしっかり受け身が取れて、首も丸く前に丸めたのでヘルメットは傷ついたが、擦過傷も無かった。
本当に不幸中の幸いだった。落車は本当に恐ろしい。去年の記憶がよみがえってきた。


ホイールなどチェックして再スタートを切ろうとするが、後輪がパンクしていた。



クリテリウムなので、ニュートラリゼーション(機材破損、パンク、落車等の不測のトラブルの場合、一周の猶予周回が与えられる)があるかどうか、コミッセルに確認するが、今回は無いよう。
よって、リタイアここでレースは終わり。



なにより怪我しなくてよかった。

落車リスクを極力低くしなければならないと、レースの神様が自分に教えてくれたレースでした。
本当に落車には気をつけます!






どなどな、子牛ヲのせて。