3月21日のレース
3/21 COURSE DE CASINO
使用機材
フレーム アンカーRHM9
ホイール キシリウムSL
先週はまだコンディションが・・・なんて言い訳しても意味が無いので。
次回に生かすために、なるべく簡潔に先週のレースの反省等。
【コース】
96キロ走り、15キロの周回コースを2周。
96キロは基本平坦、15キロ周回コースには約1.5kmと1kmの登りがある。
今日の課題は
レースで何が起こっているのか把握する。
これをかなり意識してレースを走った。レースのペースが速い(じゃなくて自分が遅い)ので、いつもアップアップで集団について行くだけになることが多いので。
フランスに来て4レース走り、いったい誰が強いのか、考えてスタート前にメンバー表でラポムマルセイユの選手を確認。
この選手はかなり強い。2月28日のレースでもトップ5ぐらいには入っていた選手だ。
ラポムからはこの選手は一人だけ。
チームメイトのいない自分と考えることは一緒だと思ったので、今日は心中覚悟でこの選手の近くで走る、そうすれば良い位置でレースを走って、レースがどう動くのか見えるはず。そして自分もトップ集団に入ってスプリントして勝てるかもと。
レースがスタートして、30分は猛烈に息が上がって苦しくてすぐラポムの選手を見失う。
ようやく体が慣れてきて先頭でレースを走れるようになる。常にアタックが繰り返されるが、落ち着いて走ると同時にラポムの選手を探す。
見つけられないまま、
70キロ地点ぐらいのGPM山岳ポイント地点へ、約3キロ登り。
集団の前方で入る。ペースが上がり苦しい。順位を落としながらなんとか集団後方で頂上を越えた。
【登りのパワー不足Ⅰ】
結果的に70km地点の登り坂付近では逃げは決まらなかった。しかし決まっていた可能性は十分にある。
自分は集団にしがみつくのがやっとの状態、強い選手はそこで逃げを決めようとアタックしている。冷静に考えてそのような選手との実力は因泥の差だと思う。
勝負のかかるところで集団の前方にいないと何も出来ないし、状況もわからない。
下りで飛ばして他の選手を抜いて、また集団の前の方へ戻る。
まだ逃げグループは出来ていなかった。
戻る途中に、ようやくラポムの選手を発見して近くに行く。
なんだかアタックしそうな雰囲気だったので、ベルクロを締めなおして準備した。
すると集団のペースが落ちたところでラポムの選手がアタック、他の選手からもマークされているようでみんな追いかけてきた。
吸収されてからからアタックが繰り返されても、常にラポムの選手の後ろでよく見ておく。
もう一度ラポムの選手がアタック!自分含め5人で抜け出すがまたすぐに吸収された。
その後カウンターで行った2人が抜け出してアタックは収まった。
先頭2人→集団という形で周回コースへ入る。またラポムの後ろの位置。
やはりこの選手はレースの見える位置で走っていた。
入って4キロぐらいで山が見える、まさかと思い息を呑む。
交差点に入り山の方へ入っていった。。
上り坂へ入っていく。もちろん上り口からアタックがかかってスピードが速い。
自分はなるべく一定の負荷で走れるように踏んだ。ラポムの後ろで。
苦しいから何も考える事も出来ず、ラポムの選手の後輪を見て走る。
集団の前方で登り始めて、なんとか位置をキープしながら半分は来たくらいに前のラポムの選手がアタック!
【登りのパワー不足Ⅱ】
何も考えずにフルスプリントして踏む。
追いついて、
頂上手前で10人以上(だったはず)のグループになった。後ろはかなり離れていた。
そして頂上まで来たら下りではなく平坦だった。
ローテーションして自分がその中で、後方に来たときに踏めなくなって付き切れした。
登り坂のパワーがもっとあれば、力を温存できたはず。
その後、その追撃集団が先頭2人を吸収して。
千切れたあとオールアウトして失速して、突き放した集団にもつけずにそこから1周回ゴールまで一人旅でした。
簡潔に。
今回のレースもとにかく高い負荷を出せる人が先頭集団に残れるレースでした。
後半に、5分と3分の高いパワーを4回出すことが必要だった。
自分は弱くてまだそれが出来なかった。
これから⇒レースの負荷に慣れていくようにする。
ラポムマルセイユの選手は6位でした。
やっぱり強い選手は強い。