フランスが好き

GP de LIGNAC


前日にリモージュまで移動し一泊、コースにはスタート3時間前に到着。普段会場には1時間半前に到着するので、少し早め。


今日はフランス全国的に強風が吹いていていてミーティングでコースと風向きに、前半からの走り方を考えた。

前半からの横からの追い風なので、チームで隊列を組んで先頭集団を形成する作戦を話し合った。

今日のコースは2km程の断続的な登りはないものの、細かなアップダウンを繰り返すフランス中部特有の地形。


そして準備をしていると立ちくらみ。やはり貧血と睡眠不足のダブルパンチのようだ。
最近よく寝れていなくて、眠かった。少しは寝たいと思うが場所もなくボーッと過ごしてしまった。

とりあえず目をつぶって、スタートまでショパンの革命を音楽を聴いて、眠気に革命が起こることを祈りながら集中。



さきほどまで横風を利用してレースを走る作戦をチームとしては考えていたものの、実際にはコース脇に垣根があり、風が遮られるという情報により、急遽作戦変更。
前半から各自逃げに乗って前のグループの人数を増やすいつも通りの作戦となった。

個人的な目標としてはまず逃げに乗ること。優勝目標に走っていた最近の自分の目標にしては低いが、一つ一つ歯車をかみ合わせて、元に戻していこうと思ってスタート。


走り出すとやはり、脚が重い。

だからと言って集団で休むことが、目標には繋がらないので前で展開して行く。

何度かアタックして、7人で抜け出す。タイミングは良かった。しかし脚が無い。先頭交代出来ず、苦しいローテーションが続く。

その逃げ吸収されてから、秋丸選手が乗る逃げが行った。
その後脚が回復せず、集団後方で走っている時間が長く千切れて37km地点でリタイア。


もし自分が逃げに乗れたとしても、この日の状態でゴールまで行けなかった。自分の様子を客観的にイメージすると、いつも口が空いて苦しい表情をしている。


インフルエンザ以降、身体のベースまで崩れている状況で、きっと有酸素レベルのキャパシティが小さくなっている。まだベースのトレーニングを継続しよう思った。
続けることが大事なので、またがんばる。

今回、レース前に眠気があってシャキッとしなかったり、レースを走る万全の状態に体調管理ができていなかった。この点ももう一度見直さないといけない思う。
感覚的に失っている「レースを走る上で、選手としての基本的な部分」を見直しながら生活していこう。