U23世界選手権見て思いにふける

世界選。


見ないほうが良いのかも知れないけど、刺激が欲しかった。
今年の初めに、このレースは出るのは目標だったけどTV観戦している自分が現実だ。無念。






去年ジュニアのネイションズカップ、(ドイツ、カナダ、クロアチア)でレースを日本チームで走った。


ネイションズカップとは国別対抗のロードレースで、皆ナショナルジャージを着て走るレースで、レベルは世界選手権と遜色ないです。だから自分のよな東洋の
選手からすれば、同じレースを走っていながらも、「うわ、リアルなイタリアナショナルジャージだ。。。超強そうだし。カッケー!!」なんてプライドの無いこと思いながら走っていました。


そして今日のレースで同い年のフランスナショナルチームで同い年のスプリンター、アーノルド・デュマ君は最後スプリントで5位に入っていたし、ベルギーチームのまた同い年の選手が7位だった。


世界との差を常に意識して練習していかなければいけない、それは去年のネイションズカップを走って強く感じた。去年の経験はこれからの自分にとって、お金で買えないものだと思う。去年のネイションズカップに、自分が持っていったノートには、ステージレースの戦術だったり、横風区間での走り方だったり、自分のレベルとは比べ物にならないくらい強い他の国の選手を見て感じたこと等、軍事機密が盛り沢山で、フランスにも持っていって時々、読み返して思い出してました。






しかし今日の解説だった浅田監督も仰っていたが、残念ながら日本のアンダーのナショナルチームにはネイションズカップの参戦は組み込まれていない。ということは、自分のような日本国籍の人間が、レベルの高いレースを走って力を証明したいと思ったら、レベルの高いレースを走れるU23のチームに籍を置いて、そこで結果を出す。それしかない。ネイションズカップという条件が減って、やるべきことはとてもシンプルです。



そのためにしなければならないことは、


まず怪我を治す。今年中ぶり返さないように時間をかけてじっくりと。

力をつける。具体的には、時間あたり出せるパワーを上げる。


でも一番大事だと思うのは、もっと精神的に強くなることでしょうか。でも精神的に強くなるっていったって、、、自分には何をどうすれば良いのかさっぱりわかりません。でも去年から思うことは、自分で必然的に精神的に苦しい状況を作り出すことが一番良いのでは?と最近思っています。そして、それはよく日本人が軽く使ってるハングリー精神ってもの。

去年、柿木さんから聞いた話の例では、チェコベラルーシの選手はアンダーのうちにプロとして食っていかれなければ国に仕事が少なくて、本当に食っていかれなくなる場合がある。だから自転車でプロになることに対して本当に真剣だと。



だから、自問自答する。今の自分はそんな状況か。

即答でYESと言えない自分が居ます。






来年は今年のレースの結果が影響して、フランスのアマチュアではエリートカテゴリに昇格します。そのカテゴリーでしっかりと結果何をしなければならないか。今の時期によく考える必要ありです。










あとですね。今日のレースで同じアジアの香港チャイナの選手が強かったです。中盤5人で逃げていたり、ラスト10キロの登りでアタックしていたり。逃げてる時に選手名を見て、これは!?と思って確認したら、去年のツールド沖縄で優勝した選手と3位の選手だった。(その時自分は4位)ああ、、もうアンダーの世界選手権でしっかりレースをしているのか。イイナ。




やっぱり、ここで走っていない弱い自分が切ない。といっても自分は、今自分で出来ることをやるだけだ。





今日も水泳、ウエイト。食欲モリモリ、筋肉疲労キャパギリギリ、明日休んで回復します。