GP DE LA VILLE DE MONPAZIER(24)
8/5 レースレポート
距離 82km
カテゴリ エリートナショナル
結果13位 (第2カテゴリでは優勝)
MONPAZIER(モンパジエ)という村で行われたレース。フランスで最も美しい村にノミネートされたことがあるようです。
早く到着したので、リラックスして少しだけ散歩したりした。
遊戯王カードを持ってる少年。自慢気。
町が綺麗。
何かの芸術品か?
渋い。
2キロのクリテリウムコースは基本平坦で、道幅はそこまで広くない。200メートルぐらいの8パーセントぐらいの登り坂があり、その直後に石畳が100メートルほど。それを65回走らなければならない。
ナイタークリテリウムでスタートは21時と遅い。23時過ぎにレースが終了する時には真っ暗になっている。
エリートナショナルのカテゴリのレースなので全国から選手が集まってくる。
今日のレースは、日本人だということでオーガナイザーに招待していただいたのでスタートラインで先頭に並んだ。
そしてレーススタート。
スタートからレースが速い。コーナーの立ち上がりで少しでも油断したら前の選手から離れてしまう。とにかく今日のレースは前半から賞金ポイントが沢山あり、それを狙ったアタックが繰り返される状況。
賞金ポイントは自分にとっては関係ないので最後のゴールで優勝できることを考えて走るのみ。といっても、やはりエリートカテゴリ。いつものカテゴリとは別物でスピードが速い。でもこの日は調子が良く、常「前へ前へ」と意識しなくても、集団前方で走れていた。
しかし少し油断した時に一気にポジションを下げたときがあり、それから前に上がっていくことは、コーナ進入スピード等、相当リスクを負って上がらなければならなかったので大変だった、これからは絶対に後ろに下がらないぞ!と心に誓った。
本当にスピードが速くて、周回数を掲示するところを見たら残り30周。その後も見る暇が無くて見たら残り2周だった。
自分としては集団が緩んだときにアタックしたいと思っていたが、このエリートナショナルカテゴリで、しかも短距離のクリテリウムで集団が緩むことは無いのかもしれない。自分はいつもスピードが緩んだときにしかアタックしない為に、このレースのようなハイスピードからでアタックする力が足りないと感じる。
レースの距離も半分が過ぎて少し集団が緩んだときにアタックしたが、力不足でただ集団を伸ばしただけに終わった。その直後に3人が抜け出していった。自分は埋もれて反応できず。その後その3人はゴールまで逃げ切った。
それを追って8人ぐらいの追撃集団が出来たので、自分は強い選手のアタックに反応して2人で全開で踏んで追いついた。少し追いついてからは先頭交代できずに休む
もしそこの集団のトップでゴールすれば4位。
レースの残り距離数も10キロを切り、逃げ切られるのが確実になったために、自分のいる追撃グループの勢いが止まって後ろから集団が追いついてきた。
あとはエリートナショナルのレースでスプリントで少しでもいい順位を獲りたい。と気持ちを切り替えて走った。
位置取りする。ゴールは200メートル登ってゴールなので、スピードが落ちるために前で坂に入れなければダメだ。
最後スプリント。坂の手前では15番ぐらい。後ろにいすぎだった。前がふさがり追い込めないままその集団の10位でゴールした。
やっぱりレベルの高いレースを走ると課題がよく見える。
今回のレースはハイスピード、ハイパワーが要求されるレースだった。このようなコースは得意と思っていたが具体的にはTT能力が足りないと感じる。そして短い登りを700wぐらいでグイグイいくのもまだまだ力が足りない。
あとは最後のスプリント。上り坂ゴールは早い段階から先行していったほうがいいと思った。上り坂なのでスピードはせいぜい45キロぐらいだと思うので、その程度のスピードなら後ろから狙うよりも、前から風を受けて最後まで力を出しきるほうがトップに出てそのままゴールできる可能性が高いと感じたので、次回の登りスプリントでは試してみようと思う。
今回の優勝者は、わざわざパリから遠征して来ていた。そして自分より一つ年上。圧倒的なスピード、パワー、自分とは力の差が歴然としていた。とても刺激を受けた。
来年は自分も彼と全く同じカテゴリに昇格するが、勝つぞ来年は。
レース終了時は23時過ぎ。ナイタークリテは、生活習慣が乱てしまうから困った。
レースの様子の写真↓
http://picasaweb.google.fr/sudgirondecyclisme/20100806Monpazier2010?authkey=Gv1sRgCMfuyInP34_0Dw#