GP de Trie sur Baïse カテゴリ 2.3.jr (写真付き)


結果3位


天気はスタート前まで雨がパラついていたが、少し回復してスタート時には曇り。気温は15度以下と寒い。

コースは約2キロの長方形型のコースを65周回するレースで、高低差は無し。しかし道幅の狭い直角コーナーがあり、路面が悪くて常に一列で走るようなコース。



今日も体に力が入らなくてダメだとは思っていたが、昨日のレースを走ってから感じた失敗を修正することを意識して走るようにした。具体的には、前半のレース展開への積極的に関与しチャンスを増やすこと。





前半からアタック合戦に加わる。しだいに脳がトランス状態に陥りいいリズムで走れるようになってくる。スタートして4キロぐらいで2人で5周抜け出して走る。


ここから二人で行くのは無理なので後ろから何人か追いついてきて逃げグループを形成したかったが、後ろのグループの追走のし方がそのような雰囲気では無いため、ここで無理しても無駄と思い一緒に逃げてた1人から離れて集団に戻る。


集団は一列。でも時折スピードが緩むときにはアタックは掛かるので常に前方で走る。


逃げ集団のペースは安定して遅かった。


自分としては、「もう逃げ集団でゴールまで行くのは確実だし、最後は抜け出してゴールする」と考えていた。このグループの人数も多く、ペースが安定していたので余裕がある選手何人かは同じようなことを考えていたと思う。そのような事を考えても、最後のスプリントだけに絞って
レースをするのは間違いなので。



残り8周ぐらいだったと思う。次集団がゆるんだらアタック・・・次だ!・・・と思っているときに2人が抜け出して行った。アタックしたというよりも後ろの選手との車間が開いて埋まらなかったという感じだったので、コレは大丈夫だ!吸収されたら自分のチャンスと思い込み、皆と同じペースで集団を引いて追う。


しかしなかなか5秒のタイム差が詰まらず、残り4周入る時に10秒まで開いたので、これでは優勝できない。イカンと思い一人で抜け出して、周回遅れの集団を抜きながら追うが最後は及ばず。


負け。




先に仕掛けるってのは勇気がいるし、失敗する可能性も高い。でも成功する可能性も高いと思った。
次集団が緩んだら行くぞ。行くぞ。と思っていて行けなかったのは気持ちが弱く、自信がないから。残り20キロから飛び出してゴールまで行くような練習をしてないし、イメージが出来ないから。



次のレースでは再び前半からリスクを恐れず積極的に走って、最後の勝負では先に攻撃してまた優勝を掴みたい。