4月4日のレース 今日は雨!

PRINTEMPS BLEU de Sainte Marie la Mer カテゴリ1、2、3 jr

フレーム アンカーRHM9
ホイール キシリウムSL
ヘルメット OGK モストロ







【レースレポート】



結果 優勝 2時間15分12秒








天気は晴れ、気温は車の気温計で10℃前後。風は台風並に強く吹いている。



コースは地中海沿いの平坦、2.2km×40周=80km。

大きくコースを表現すると海沿いを長方形に四角く回る感じ。
道幅は広く、コース半分の約1キロは風を遮るものが少なくて風が強い、残り半分は市街地なので風はある程度遮られる。

風以外のポイントは4所の直角コーナー。
後ろで曲がれば当然スピードの加減速で脚を使う、その上落車のリスクも高くなる。



今回は少しレースの距離が短いので、前半からしっかり体を動かせるように、と思いスタート時間から逆算しレース15分前まで30分ウォーミングアップした。


自分は毎度レース後半の方が体の動きが良くなる傾向があるので、入念にある程度負荷を掛ける。



10分メディオを2本。平均速度40キロちょっと。脚は軽い。





アップ後まもなく、スタート地点へ。先頭に並んだ。アップ時にかなり汗をかいたので体を冷やさないよう、長袖ジャージを羽織る。




フランスのレースはスタート前にエントリーした選手全員のゼッケンナンバーと、名前が呼ばれる為に少々時間が掛かる。

さすが本場のレースはentertainmentとして定着している。





14時過ぎにスタート。



スタートから速く、逃げグループを作ろうとする選手が積極的
にアタックしている。

自分はがむしゃらには行かず、チャンスを待ち、みんなが疲れたところで一発で決める。と考えていた。





7周完了し 3人が抜け出す状態になり集団はペースが緩む。


自分はここだと思い、裏の市街地でアタックした。
9人で抜け出す。

皆ある程度強調し逃げ、前の3人を捕らえて12人の先頭グループが形成された。



このまま12人でゴールまで行ければいいな。と思ったが、ローテーションしながら後続集団との差を確認すると、少しずつ詰まってきているので、先頭に出てもそこまで踏まずに次の段階の勝負に備える。


その1周後、後続に吸収される。


吸収される時、ここで後ろに下がったら次のチャンスを逃すと思い先頭をキープ。

吸収されてから30秒ぐらいしたらペースが緩む。


ココだ!と思い集団とコース脇の防砂林の間に自転車1台分の隙間が見えたので、その隙間に向かって突っ込んでアタックした。

一気に差が開く。
後ろを確認すると3人が追いかけてくるが、自分のペースで踏む。
後ろ3人と合流して4人のグループ。しかし皆きつそうだ。ワクモト選手、他フランス人3名。
フランス人選手1人はしっかり先頭を引いて協力してくれるが、その他2人は脚がキツイのか、先頭を引くというより、前に出てくるだけでお荷物状態。
何度もペースメイクを要求するが、ペースを落とす状態。

この勝負を決める場面で協力できないという事は、きつくて一杯一杯なのだろう。



このままでは後続に追いつかれるのは目に見えているので、強調してくれるフランス人と二人でペースを維持しようと思い、「もう二人で行こうぜ!」とジェスチャーしてアタックしたが、振り切れない。

3回はアタックしたが、なんだかんだ必死で付いてくる。そんな脚あるならフェアに引いて、脚溜めるなよ・・・。と思いつつ次のことを考えながらイーブンで淡々と引く。


考えていると後ろから15人程のグループが追いついて来て、20人程の集団になりペースの維持が容易になる。




ここまでで半分程の距離を消化。





後ろのメイングループも完全には離せていないが、ここでペースを維持できれば決まると思い、積極的に先頭を引く。


すると残り15周に入るときには後続との差は完全に開き、ようやくこの中での戦いになると確信する。
ここからは落ち着いて余裕のありそうな選手を探す。
大体マークすべき選手は4人、頭に入れた。先々週のレースの優勝者もその一人。




何人かこのグループから脱落する選手は出るものの、ペースを維持したまま、残り6周まで進む。

残り5周半、
一人、選手がアタック。20秒ほどの差を維持しながら逃げつづける。

トップグループは牽制気味。嫌なムードになっているので引きますよ!と先頭を長く引く。同調してくれた選手も引いてくれて、残り2周で完全に吸収。





ひとまず安心。だが吸収したと同時にカウンターアタックが掛からないように、何人かでペースを維持する。
小さいアタックは掛かるが集団のペースが落ちない為にそこまで差が広がらない。


自分としては、スプリントに持ち込めば絶対に勝てる自信があったので、脚を使ってもペースを維持し、アタックが決まらないよ
う、致命的な差にならないように注意した。





ラスト1周の鐘を聞く。ゴール地点の風向きを最終確認。進行方向に対して左前方から強風が吹いている。


道幅も広いし、右に空いたスペースをよく見て勝負かければ余裕で勝てる。
勝ったらどんなガッツポーズしようかなと一瞬思う。新城幸也選手がTOJの東京ステージ勝ったときのアレでいこう!と思うが、勝ってから考えよう。イカイカンと思い、集中しなおす。




残り1キロ。一人アタック、ワクモト選手も反応。なにくそと思い集団引き連れて追走。

最後のコーナーを抜けて、残り400メートルで吸収し、集団はひとつになる、この時点で自分は3番手。スプリントする為には集団の位置が前すぎると思い慎重に3人前に入れる。




先行した選手の右から抜けば勝てる。右にはいつでも出られるように下ハン持ち、指は変速レバーに掛けて待機。

残り250メートル
スプリントが始まる。右から2人先行する。瞬時にそれを追った選手の右斜め後ろに入る。


前の選手は風をモロに受けながらスプリントしているが、まだ踏まない。
ゴール前150メートル、先行した選手の右後ろから、最大出力で加速する。100メートルから先頭に出て後は加速し続けていく。



そして勝った。
嬉しくて派手にガッツポーズした。



まず一勝目。

今日は確実に自分が思うようにレースを動かせたと思う。
これはこれでひとつ自信にして、さらにレベルの高いレースで
勝利数を増やせるよう、調子云々ではなく、常に高いレベルの日々練習を積み重ねたい。






ワインを頂いたけど、まだ飲めないんですよねー。
2年寝かせておきます。




貰った花束は後日、毎回レースの申し込みをして頂いている、トゥールーズ車連の主、ゴンザレスさんの奥さんに渡しに行きました。


花束は苦手。

何故かというと、枯れていく姿を見ると落ち込むから。
だから早く喜ぶ人にあげたかった。









【反省点】

実践的なスプリント練習不足
スプリント中のギアの選択ミス 
TT能力が高ければ1人で逃げ切れたはず。




この文章、、、詳細に書きすぎかな。長々と読みづらい。

もっと簡潔にまとめたかった。

しかも、かなりの時間を費やした。



要は

スプリントもっと練習するべき。
TT能力高める練習するべき。
平坦だから結果が良いだけで、登りの反復練習を高い負荷で行うべき。




手際が悪くて、この文章書くのにかなりエネルギーを使ってしまった。

自分のCPUもクタクタ。

今日は水曜日だった。火曜日だと勘違いしていた。ほんとダメだな。しっかりしろよな!




もっと練習にエネルギー使いたかったなあ。

パソコンの画面を1時間以上見るのは嫌いだ。