登り反復のレース

4/9
Mon pujols
カテゴリ:エリートナショナル
110km

コースは1.3kmのキツい登りを登り、その後もダラダラと平坦と登りを繰り返し、一気に下って平坦を走るコースを10周。

登りはほとんど前で登れていた。
6周目にチームメイトのルベが頂上手前で先頭グループに向けてアタックして行った時にそのすぐ後ろに居たが苦しさに打ち勝てず踏めなかった。
というより踏まなかったと言った方が正しい。躊躇してまた悔しさが残った。

この前浅田監督とも話していたことだが、こっちのレースで勝負できる集団にアタックして入る為にはオールアウトのリスクを冒して攻める必要があると。
それはある意味正しくて、何度も20位で完走していてもプロになれない。だから後先考えず死ぬ覚悟満々で攻めて優勝を狙っていく。

とアタマでわかっているつもりでも守りに入ってしまう弱さがあったんだけど。


エリートナショナルでトップ10に入るには、皆が苦しい場面で更に次のギアに入れなければならない。
しかも本心でそれを望まないといけない。
ルベはジロもブエルタも走っている去年までAG2の選手だけど「さっきアタックした時は本当にキツかったんだ」と言っていた。
そりゃ誰でもキツいんだよな。キツい中でどれだけやれるかってのが強さなんだ。
今回のレースは1周目の登りから逃げていたBlagnacのファビアンとロマンが1位と2位。底力が強いぜ。



次の日曜日は超高速のアップダウン区間が続くまたエリートナショナルのレース。得意なコースだと思う。速い段階から逃げて狙いたい。
僕はチームの中でスプリンターとしての位置を確率出来つつあるから頑張るぜ。




Mon pujolsというレース名でもありそれは街の名前でもあって、登りの頂上の街からの眺めがとても良い街でした。